はじめに
これはTNゆきEXのブログです。
ほかに注意することはありません。
【デカグース】デカグース
性格:ゆうかん
努力値:124-252-60-×-68-0
能力値:179-178-88-×-89-45
あばれる おんがえし じしん ねごと
・採用理由
ウケ狙い。
・技構成
あばれる:てきおうりょくハチマキあばれるのその圧倒的指数は、6世代のメガガルーラがてきおうりょく乗せたすてみタックルを撃ってくるかのような数値。
おんがえし:サイクル回す中で使う(回せない)。非トリル下でもZじゃないレヒレに勝てるらしい。
じしん:撃たないので消してねごとの乱数上げた方がマシ。
ねごと:撃たないので技マシン回収する暇があったらレート潜れ。
・持ち物
とっておきノーマルZなんて連打が利かないものよりハチまいとけ。
・努力値配分
A:特化
HBD:余りで総合耐久最大
S:トリル下でS甘えた遅いポケモンを抜けるように最遅。
ミミッキュ@ゴーストZ〔ばけのかわ〕
性格:いじっぱり
努力値:252-252-4-×-0-0
能力値:162-156-101-×-125-116
・採用理由
デカグースと攻撃範囲が被らないトリックルーム要員。のろいで自主退場させようと思ったら遺伝してなかった。
・技構成
シャドークロー:等倍範囲の広い一致技。むげんあんやへ誘ってくれる。
じゃれつく:これまた等倍範囲の広い一致技。
つるぎのまい:トリックルーム貼った後にミミッキュを倒してくれなくてブチ切れて入れた。そのまま3タテしてデカグースがスネた。
トリックルーム:「すごーい!君はトリックルーム下で強いフレンズなんだね!」
・持ち物
アセロラちゃんに貰ったので使った。
・努力値配分
HAぶっぱ。余りB。
159-104のメガギャラのたきのぼりがなんとかって調整があった気がしたけどリザYの晴れ文字を3残して耐えて変えたくなくなった。
性格:ようき
能力値:186-182-100-×-80-145
努力値:4-252-0-×-0-252
・採用理由
信頼できるステロ要員。「ちょうはつ?!髪の毛が長い〜」。
・技構成
こおりのつぶて:タイマン性能を上げるために必要。4倍弱点に撃てるのも良ポイント。
じしん:威力の高い一致技。レヒレ等への削りに。
ステルスロック:後述のサイクル選出で必須の他、先述のトリル選出でのタスキ潰しに。
ほえる:ミミッキュでトリるため、対面でメガギャラにAを上げられては困るためがんぷうではなくこっち。
・持ち物
事故死、必然死を防ぐために必須。
・努力値配分
ASぶっぱ。余りのHはA特化パルシェンの2段階上昇ロックブラストを確定耐えするために必要だとかなんとか。
スイクン@たべのこし〔プレッシャー〕
性格:おくびょう
能力値:205-×-136-111-137-150
努力値:236-×-4-4-12-252
ねっとう まもる みがわり ほえる
・採用理由
クッションとして使ったり、詰めとして使ったり、釣りのエサとして使ったり。PPを枯らしたり、ステロほえるで削ったり倒したりするのが主な使い方。
・技構成
ねっとう:スリップダメージで遂行の安定・加速を狙えるサブウェポン。
まもる:HPを回復したりPPを削るのに必要。
みがわり:状態異常回避のために必要。
ほえる:不利対面流して起点を再降臨させるために必要。PPが多いのも良ポイント。
・持ち物
半永久的に回復するために必要。受けループなんか相手にしたときには全部で1000くらいのHPになる。
・努力値配分
5点振り。
S:最速
HP:ちきゅうなげでみがわりが壊れない!
BD:ダウンロード調整
性格:おくびょう
能力値:146-×-95-182-135-161
努力値:4-×-0-252-0-252
・採用理由
ステロと合わせて一掃を狙う。
・技構成
サイコキネシス:撃つ。
ムーンフォース:撃つ。
きあいだま:あまり撃たない。
シャドーボール:撃たない。
・持ち物
・努力値配分
CSぶっぱ。あまりH。
性格:おくびょう
能力値:161-×-85-187-125-167
努力値:4-×-0-252-0-252
だいもんじ サイコキネシス めざめるパワー(氷) ちょうのまい
・採用理由等
要検討のため割愛♡
【選出等】
汎用パではないため、通っているギミックの方で勝負する。
・その1
ステロトリルデカグースの3連コンボ。
・その2
マンムーでテテフで一体倒し、裏からストッパーが来るのでスイクンでクッション。みがわりほえるで釣るタイミングを伺う。
・その3
ステロテテフが鋼で止まったら鋼を起点にちょうのまいだ!!
・その他
受けループ等、スイクンが単体で刺さっているパーティが少々見受けられたので、マンムースイクンミミッキュとか。
・番外編
負けたいとき。
頑張ったね…デカグース…
なんで使い始めたのかわからないし思い入れも何もない
【シングル】S2序盤(バンク解禁前)使用構築〜SMゴーリ〜
みなさんこんにちは。ゆきEXこです。シングルレースS2で、バンク解禁前に僕が使用した構築をここに書き記します。基本的に「オニゴーリ」か「ゲンガー」を通す動きをします。
ガルーラ@ガルーラナイト〔はやおき〕
性格:ようき
能力値:181-145-101-×-102-156
努力値:4-236-4-×12-252
いわなだれ がんせきふうじ じしん どくどく
後半は
【単体考察】かえんだまガルーラ - 催眠外しは初期SEEDが悪い
・採用理由
「メガガルーラ」は積みへの回答に『がんせきふうじ』、「ポリゴン2」などの耐久型への崩しに『どくどく』、『いわなだれ』を採用した序盤・中盤を意識した型。「テッカグヤ」で止まってしまうのが痛かった。こちらの「オニゴーリ」の起点にしようにも回避が上がって避けないと無理なため、『やどりぎのたね』持ちには削りすら入れられないことが反省点として上げられ、〈かえんだま〉型に行き着いた。こちらは先発からの崩しをより強く意識し、積みへの回答は後続に任せようと考えた。使用感はなかなかのもので、こちらの裏の「ゲンガー」や「オニゴーリ」が通りやすくなった。
・技構成
いわなだれ:怯み狙いで主に「ミミッキュ」に撃つ。「バルジーナ」や、毒が入った「ポリゴン2」などにも刺す。
がんせきふうじ:「ギャラドス」や「パルシェン」、「ボーマンダ」、「ポリゴン2」などに撃つ。基本的に対面での起点回避・起点回避作りとして採用。耐久に努力値を割いていないため、「ギャラドス」くらいにしか後出しは出来ないことには注意。非メガ時なら「デンジュモク」の『Zさいみんじゅつ』一点読みで投げることで特性により、最速起きすれば倒せる。
じしん:触れないメインウェポンとして採用。正直素直にノーマル技で良かったと思う。一応「ギルガルド」に刺さる点は評価。
どくどく:受けに来る「ポリゴン2」等に刺す。基本的に「いわなだれ」とセットで使い、そう考えることで撃つ相手もハッキリして来る。
・持ち物
メガシンカするために必要。
・努力値配分
調整先が思いつかなかったため、「ミミッキュ」意識の最速、ダウンロード調整を施した5点振りAS。
ガブリアス@ヤチェのみ〔さめはだ〕
性格:むじゃき
能力値:183-151-115-132-94-169
努力値:0-4-0-252-0-252
・採用理由
『ボルトチェンジ』の一貫を切るための枠として採用。序盤でのデンキZの使用を躊躇わせることもできると思う。あまりにも『げきりん』でこだわりたくなかったため『りゅうせいぐん』を搭載した両刀型。選出する際は高速サイクルを意識した試合展開か、積み展開阻止役にするため、Cダウンによる連打が出来ないことに関してはあまり気にならなかった。
・技構成
りゅうせいぐん:指数だけ見れば最高火力。「マッシブーン」、「パルシェン」等の特殊低耐久や、「ボーマンダ」等の抜群相手に主に撃つため、指数以上の活躍を見せてくれた。
じしん:ほのおやはがね、でんきに対する遂行技。抜く理由がない。
がんせきふうじ:主に起点回避・作成に使用。一般的に対面構築と呼ばれる構築を使用しているため、これもまた使用感が良かった。
ドラゴンテール:起点回避その2。こちらは主にバトン構築や、タスキと思われる「パルシェン」に刺す。『ほえる』と選択。「エーフィ」に対して撃てると思ったが、それ以外のバトン先の場合、前座の「イーブイ」に後投げしたら『みがわり』を貼られ、結局「ガブリアス」「イーブイ」対面を作らなければいけないことに収束したため、その他の『みがわり』持ちや、命中不安もあり、『ほえる』で良かったと思う。一応「ギャラドス」や「ボーマンダ」を後続の「カプ・コケコ」の圏内に入れるのには役に立った。
・持ち物
後述の「カプ・コケコ」が〈きあいのタスキ〉、「テッカグヤ」が〈ジメンZ〉を持っているため、特に思い付かず〈ヤチェのみ〉。ぜったい違うと思っていたが、6世代でも使ったいたため立ち回り自体に支障が出ることはなかった。「テッカグヤ」との同時選出が増え、ようき〈ドラゴンZ〉型は遂に使わなかった。
・努力値配分
特に調整先が思い付かず、CSぶっぱ。「マッシブーン」、「ボーマンダ」等へのダメージ意識のCぶっぱである。
カプ・コケコ@きあいのタスキ〔エレキメイカー〕
性格:むじゃき(せっかち推奨)
能力値:145-136-105-147-85-200
努力値:0-4-0-252-0-252
・採用理由
起点作り「カプ・コケコ」。「ボルトロス」同じ感覚で使おうとすると、あまりにこのポケモンが環境に蔓過ぎているせいで『でんじは』の通りが悪過ぎた。一応サイクル選出をした際に、でんき技の火力は役に立った。そのため基本的に中継ぎ役。先発が倒され、こいつ自身も倒されることで、「マンムー」等の「オニゴーリ」への『ほえる』も効かない。
・技構成
10万ボルト:メインウェポン。『ほうでん』と選択。「ポケモン2」等には麻痺を引きたくなく、また、遂行としての役割も大きいため、火力・命中ともに安定の『10万ボルト』を採用。
マジカルシャイン:一貫性に優れるサブウェポン。地面への削りとしての意味合いが大きいため、『くさむすび』でもよいが、スカーフでない「ガブリアス」への遂行を考え、『マジカルシャイン』を採用。
でんこうせっか:タスキパルへの回答。"テテフパル"のフィールドも書き換えられるため先制技を持つならこいつかなあと思った。まったく役割は変わるが、『ボルトチェンジ』、『いばる』なども採用していた時があった。いわゆる自由枠。
でんじは:「オニゴーリ」だけでなく後続へ繋ぐ技。読まれづらくはあるものの、仮にもでんき技であるため、序盤で使うと『10万ボルト』等読みで出てくるじめん、でんきに無効化されるため、上手な試合展開が必要。
・持ち物
ストッパーとしての役割、起点作りとしての役割を必ず遂行するために〈きあいのタスキ〉。〈シュカのみ〉等でも良いが、「メガゲンガー」に同速対決勝てる自信があるならの話であった。
・努力値配分
同速対決が大量に発生するため最速。〈きあいのタスキ〉を持っているため、耐久にはさかず、CSぶっぱ。
テッカグヤ@ジメンZ〔ビーストブースト〕
性格:れいせい
能力値:201-121-123-174-125-72
努力値:228-0-0-252-20-0
ヘビーボンバー じしん だいもんじ めざめるパワー氷
・採用理由
んんwwwヤッカグヤですなwwwS振りもやどまももありえないwww「オニゴーリ」がキツイ「メガハッサム」入りに対して出しますなwww
・技構成
ヘビーボンバー:C振りでも役割対象へは『ラスターカノン』よりもこちらの方が威力が高いですなwww
じしん:呼ぶでんきやほのおに刺さりますぞwww
だいもんじ:役割対象のはがねに刺しますなwwwかえんほうしゃはありえないwww
めざめるパワー氷:「ボーマンダ」や「ガブリアス」への遂行技ですなwww基本的に確2なのに注意する以外ありえないwww
・持ち物
〈ジメンZ〉呼ぶ「ジバコイル」、「カプ・コケコ」、「デンジュモク」に交代読みで刺しますなwww論理的には美しくないですかなwwwA無振りでも構わないのがポイントですぞwww一回限りなので読み外すのはありえないwww
・努力値配分
「メガボーマンダ」をみるためにこの振り方以外ありえないwwwダウンロード調整もバッチリですなwww
オニゴーリ@たべのこし〔ムラっけ〕
性格:むじゃき
能力値:179-110-101-108-90-135
努力値:188-76-4-60-0-180
まもる みがわり フリーズドライ じしん
・採用理由
・技構成
・持ち物
・努力値配分
こちらを参照
【単体考察】無補正オニゴーリ草案 - 催眠外しは初期SEEDが悪い
ゲンガー@ゲンガナイト〔のろわれボディ〕
性格:おくびょう
能力値:135-×-80-182-96-178
努力値:0-×-0-252-4-252
たたりめ ヘドロばくだん さいみんじゅつ みがわり
・採用理由
抜きエースとして採用。特に語ることはない。
・技構成
たたりめ:相手の状態異常下で最大火力。抜く理由がない。
ヘドロばくだん:等倍範囲を広げるためのウェポン。
さいみんじゅつ:とりあえず放つ。全抜きするために必要。
みがわり:これもまた全抜きするために必要。フィールドのターン調整にも。
・持ち物
メガシンカするために必要。
・努力値配分
調整先が思い付かずCSぶっぱ。
以上が個体解説です。以下選出。
基本:先発ガルーラorゲンガー後続コケコゴーリ
ガルーラゲンガーで崩しコケコで起点作り、ゴーリで全抜き。
相手がコケコに薄い:先発コケコ後続ゴーリゲンガー
コケコで起点作り、ゴーリかゲンガーで全抜き。
ハッサム入り:テッカグヤ+ゴーリ以外から2体
先発は相手に合わせる。
キュウコン以外の起点からのイーブイ:先発ガブ後続なんかなんか
ガブで起点を倒し、イーブイ劇場を見た後ドラテ。相手は降参。
ゲンガーでキュウコンにさいみん。殺す。ゲンガーでイーブイにさいみん。殺す。相手は降参。
以上です。オニゴーリが環境にぶっ刺さってるどころの話ではなかったのでとりあえずコケコゴーリ出しとけば十分でした。バンク解禁後が楽しみです。それではみなさん、良いポケモンライフを。
【単体考察】かえんだまガルーラ
ちょっとしか使ってないけど余りにも強すぎたので書き記すとともに調整案を募集します。
ガルーラ@かえんだま〔きもったま〕
性格:いじっぱり
能力値:191-161-101-×102-130
努力値:84-252-4-×-12-156
ねこだまし からげんき なげつける どろぼう
・採用理由
火力の低下、バンク解禁前は『グロウパンチ』や、『ひみつのちから』、その他役割破壊技が使えないことにより弱体化された「メガガルーラ」。僕は「メガゲンガー」と共存したパーティを使っていたのだが、やはり「メガガルーラ」としての選出が少なくなり、6世代のように2メガ選出も出来なくなってしまった。そこで非メガ「ガルーラ」を考察するに当たった。メガシンカせずとも高い火力を発揮できる『からげんき』を採用し、その他の技で崩しを担うことが狙いである。特性の〔きもったま〕が残るのも良ポイント。「ゲンガー」への遂行も楽になる。今回は定数ダメージが16分の1に減少したやけどを発動させる〈かえんだま〉を持たせて運用してみた。
・技構成
ねこだまし:かえんだまを無償で発動させるために必要。やけど前なら火力もそこそこで、「ミミッキュ」の〔ばけのかわ〕も剥がすことが出来る。
からげんき:状態異常下で威力140。これはA特化すると、A182「ガブリアス」の『げきりん』の指数を超える。
なげつける:相手の物理アタッカーや、耐久型に向かって使用する。後述の「どろぼう」のためにも必要。
どろぼう:『なげつける』を使用した後、相手の「ガブリアス」の〈こだわりスカーフ〉や、耐久型のポケモンの〈しんかのきせき〉、〈たべのこし〉や〈ゴツゴツメット〉などを奪う。余裕があれば、是非『ほしがる』を覚えさせてほしい。
・持ち物について
同様の動きをするならば、〈どくどくだま〉でも可能ではあるが、私個人としては〈かえんだま〉を推奨したい。これは『なげつける』を想定した話だが、「テッカグヤ」に効く、物理アタッカーの火力低下を重視するためである。先にも挙げたが、定数ダメージが16分の1に低下したことも、居座る動きが主になってくるこの型では良い点である。また、基本的に撃つ技が『からげんき』だけなため、その他の技の火力を気にしていないというのもある。「ギルガルド」などのために『じしん』を搭載するならば、〈どくどくだま〉を選択すべき。
・努力値配分
これはプロトタイプと思っているため、是非この記事を読んでいる方々に改良案を考えて欲しい。以下決定順に紹介。
物理攻撃:特化した。これは、まずH振り「メガゲンガー」への、通常『ねこだまし』+やけど『からげんき』で突破できる確率を少しでもあげるためである。その他必要と思ったラインは、HB『ポリゴン2』に対し、〈しんかのきせき〉を奪った後に押し切ることが出来る火力である。
HP:16n-1。やけどの定数ダメージを減らすための調整。必要かと言われれば怪しい。
BD:ダウンロード対策にB<D。これは役割対象に「ポリゴン2」が入っているため必要かと思われる。
すばやさ:実数値130。少なくとも最速「テッカグヤ」は抜いておきたい(実数値124)。
6世代のころから非メガガルーラの考察は一部で盛んであったが、他のメガシンカポケモンが"メガシンカ後のすばやさがメガシンカしたターンにも反映される"という強化を受ける反面、モロに弱体化された「メガガルーラ」を非メガでも活躍させることが出来るよう、もう一度考察の機会が与えられてもいいのではないだろうか。
筆者 ゆきEX(Twitter ID:☆ban_gabu)
【単体考察】7世代における催眠ゲンガーについて
友人から催眠ゲンガーの使用感について聞かれ、よい考察機会になったので書き記します。僕は6世代、7世代どちらも使っていたので仕様変更点を挙げながら解説します。
【技について】
・さいみんじゅつ:〔エレキメイカー〕、〔ミストメイカー〕の登場により弱体化。幸い両者ともタイプ相性上有利なので迅速な処理は可能。『みがわり』でターン稼ぎなどで解決。「ネッコアラ」はほとんど見なかったが、霊無効、ふいうち持ちなので相手にしたくない。こちらはメガ枠を消費しているのでなおさらである。
・たたりめ、シャドーボール:両者とも仕様変更はなし。バンク解禁前の環境では、ノーマルタイプ、あくタイプともに数が限られたために非常に通りがよかった。
・ヘドロばくだん:サブウェポン候補。フェアリーの増加により遂行技としての一面がより強くなった。
・きあいだま:抜群範囲を広げる際に。フィールド下、命中等で「ルカリオ」の迅速な処理をする場合に有用。その他には相手に行動回数を稼がれるので「さいみんじゅつ」でよい。
・みちづれ:"連続で使用すると失敗"という仕様変更。弱体化といえば弱体化に思われるが、相手からすれば"みちづれがあったら負け"の状況がなくなり、こちらが『みちづれ』を押せる場面での無駄行動が意味のあるものに。そのため諦めて「ゲンガー」を殺すのではなく、1ターン消費するという動きをする人も感覚的だが増加。「ゲンガー」を使っている側からすればプレイングや読みに難が生じるものの、強化かもしれない。
・みがわり:みちづれの一般的、相対的弱体化、フィールドのターン稼ぎ、後述の特性により、採用価値は上がったかと思われる。主に寝ている相手の前で貼り行動回数を増やすために使用。その他、メガ前なら交換読み、前のポケモンが残した『でんじは』の麻痺バグ待ちなどにも使える。抜きエースとして使用するなら崩しとしての『みちづれ』ではなくこちら。6世代では『ふいうち』透かしにも使えたが、弱体化の影響か、少なくともバンク解禁前の今作では(ガルーラにすら)撃たれることはなかった。
【特性について】
7世代から〔のろわれボディ〕に。そのため6世代までの〔ふゆう〕とは違いじめんタイプの技が当たるようになってしまった。一般的には弱体化とされているが、プラスに考えるならば"じめん技読みがしやすくなった"、"110属以下の前ではあえてメガシンカしないことでスカーフだった場合3割でわるあがき状態に変えることができる"などが挙げられる。一つ目の"じめん技読み"に関しては、例えば耐久調整の面で"メガ後ガブリアスの意地げきりん耐え調整"が要らなくなったことや、後続のじめん半減、無効ポケモンへの交代がしやすくなったことが使用側としてはプラスと言えよう。二つ目の"スカーフ持ち"に対しては確率が絡む上、交代された場合、交代先への〔かげふみ〕が適用されないなど、プレイング難易度にもよるため、ここで解説を受けるのではなく、実際に使ってみて使用感で判断してほしい。裏に積みポケモンをおいておくことなどで簡単に実感できるだろう。特に警戒すべきスカーフ持ちが「ガブリアス」や「カプ・テテフ」などなので、読み間違えれば崩され兼ねないポケモンであるため、私はほとんど居座って『みがわり』等を置いている。以上のように、今回の特性の変更は私個人では強化とすら考えている。特に弱体化されたと感じるのは「ポリゴン2」に〔トレース〕されたときくらいである(本っっっっっ当にウザいので注意が必要)。
【持ち物について】
・ゲンガナイト:メガシンカするために必要。"メガシンカ後のすばやさがメガシンカしたターンにも適用される"こと仕様変更により、一層強力なものになった。バンク解禁前にはいなかったが、「ゲッコウガ」、個体数は少なかったが、「マニューラ」、「ジャローダ」等のS110〜130の間のポケモンを見ても気にすることがなくなった。相手のメガシンカも同じであるが、「メガゲンガー」より速いメガシンカポケモンは「メガプテラ」くらいで、6世代では先にメガシンカされてはいけなかった「メガボーマンダ」、「メガルカリオ」、相手の「メガゲンガー」などへの試合を通してのプレイング難がなくなり、純粋に強化と言えよう。その代わり、"下から催眠→上からみがわり→たたりめ処理"などは、耐久値が上がらず、〔かげふみ〕も適用されないなどの理由により難しくなったが、そもそもする相手が「メガルカリオ」くらいで、『じしん』持ちが増えた以上する機会も減ったため気にすることもないだろう。
・きあいのタスキ:私は使用していないため机上論しか挙げられないが、環境に数見る「ミミッキュ」と、それらに対する、先制技・連続技持ち、「メガガルーラ」の『じしん』が当たるようになってしまった、「キュウコン」のあられ、こちらの「ゲンガー」と共存しがちなポケモンもタスキ持ちの警戒がされやすいため『ステルスロック』を撒かれやすい、などの理由により、単体考察段階、構築案段階で想像していたより行動回数の保証に繋がらないのではないかと思われる。また、メガシンカの強化によりそちらをより優先したいものである。
【環境の変化について】
・新ポケモン
ミミッキュ:基本的にツライ。〔ばけのかわ〕により行動保証がされ、先制技・積み技持ちなので、相手は『みちづれ』も考慮した行動が出来るため、こちらはさいみんをぶち込むか、〔ばけのかわ〕だけでも剥がすか、おとなしく交代するかしかない(私はミミッキュに後出しが安定するポケモンなどいないと思っている)。そのためせめてでも先発対面だけでも避けるようにしたいものである。
カプ系:ブルルはスカーフしねん以外なら簡単に突破できる上、グラスフィールドで回復、じしん半減の恩恵を受けることができる。レヒレはミストフィールドは貼られるものの、基本的に『ヘドロばくだん』で処理可能。コケコはこちらが耐久に振ってもでんきZを耐えず、振ってないなら珠やメガネでも倒される。しかし全て同速であり、相手も同じ条件である。タスキならお互いに一撃耐えるがこちらにはどくもあるため確率有利。面倒くさいのがスカーフボルチェンや素引きでエレキフィールドだけ残して鋼に逃げる弱虫である。しっかり後続と相談した立ち回りをしましょう。そして1番キツイのがテテフである。スカーフなら何もできず倒され、こちらのCぶっぱヘドばくを耐える耐久調整もある。引き先を用意できれば良いが、読みが面倒な時は非メガ催眠を押しましょう。すべてが解決します。
ウルトラビースト達:基本的には催眠耐性のないポケモンばかりなのでスカーフにだけ注意してわからせましょう。「テッカグヤ」はフィールドの恩恵を受けられず、「カミツルギ」にいたってはチョッキやD振りでなければ『たたりめ』で確殺です。
・Z技
今作からの新要素で非常に強力です。パーティに1〜2体は持っているでしょう。しかし、これを持っているということはスカーフではないということなので撃たれる前に眠らせて殺しましょう。
・その他仕様変更
まひのすばやさダウンが2分の1:これにより「ポリゴン2」に『ほうでん』麻痺を引いても上を取ることができます。
やけどの定数ダメージが16分の1:これにより「ドヒドイデ」などの耐久みずへの後出しがより気楽になりました。
・その他6世代と変わったと思うところ
これはバンク解禁前の環境ですが、〈ラムのみ〉を持ったポケモンが非常に少ないと感じました。フィールドの登場や、各種状態異常の弱体化により、状態異常技の優先度が下がったことによるものでしょう。「ボルトロス」や「カバルドン」などの不参加も影響しているはずです。バンク解禁後の環境がどうなるか気になるものです。
以上が私が感じた催眠ゲンガーの使用感です。その他気になるところがあったり、質問を受けたりしたら随時追記していきます。それではみなさん、よいポケモンライフを。おやすみなさい。
【単体考察】無補正オニゴーリ草案
みなさんアローラ!お久しぶりです〜
まもなくバンク解禁でわくわくしている人も多いでしょう!
僕は解禁前のシーズン2序盤でオニゴーリ入りで少し潜りました。ORASのボルトゴーリかのようにコケコゴーリをやってしました。僕が使ったのはむじゃき両刀ですが、使用感からもっとよい調整があると思ったのでここに書き記します。
オニゴーリ@食べ残し〔ムラっけ〕
性格:がんばりや
能力値:163-110-111-108-100-129
努力値:60-76-84-60-0-228
まもる みがわり フリーズドライ じしん
・採用理由
サイクルパーティを一匹で壊滅することの出来るポテンシャルを持つだけでなく、どの能力が上がるのか?回避が上がって技を避けるのか?『フリーズドライ』で凍らせるのか?相手は『まもる』読みで積んでくるのか?それならば『みがわり』を貼ろうか?などと、ポケットモンスターシングルバトルの全要素を詰め込んだかのような一匹。今作でも使用出来るのが嬉しく、採用しました。
・技構成
まもる:能力を上げるため、回復のために必要。
みがわり:能力を上げるために必要。
フリーズドライ:「アシレーヌ」や「カプ・レヒレ」、「ギャラドス」、「パルシェン」に撃つために必要。
じしん:「ジバコイル」や「ギルガルド」、「ルカリオ」、「メタグロス」等の鋼、「ゲンガー」、「ガラガラ」等の迅速な処理が必要なポケモンに刺す。
・持ち物
『みがわり』を複数回使用し、かつ『まもる』と合わせたときのプレッシャーも良いため食べ残し。
・努力値配分
性格:一般的には無補正よりかは、1番低い実数値にマイナス補正をかけ、1番高い実数値にプラス補正をかける。というのが有名だが、6点振りになる。種族値が低い(?)などの理由から、むじゃきよりは有用なため無補正。
HP:16n+3。従来のオニゴーリは177、161の16n+1が多かったが、今回は耐久・火力に着目した際の努力値配分がギリギリなため、みがわり残飯効率の最妥協点。
物理耐久:意地「ガブリアス」のじしん耐え後『みがわり』確定貼れ。これは起点作成役が「ボルトロス」から「カプ・コケコ」に変わったことにより、〈こだわりスカーフ〉持ち「ガブリアス」のこだわる技が『げきりん』から『じしん』に変わったため、振る意義がある。
特殊耐久:非サイコフィールド下でひかえめ「カプ・テテフ」の『サイコキネシス』耐え後『みがわり』貼れ。これは僕がよくする選出のコケコゴーリゲンガーがスカーフテテフで全抜きされてしまうため欲しくなった耐久ライン。タスキが削れたコケコに後出しテテフをされた際は、まずゲンガーを切る(のろわれチャンスをする)。その後、コケコでフィールドを張り替え、でんじはを連打する。スカーフだった場合、コケコが上から殴られるが、オニゴーリがみがわりを貼れるという寸法である。
物理攻撃:『じしん』でH振り「メガゲンガー」確定2発。
特殊攻撃:『フリーズドライ』でH振り『カプ・テテフ』確定3発。
Sライン:S-1最速メガボーマンダ(実数値126)抜き抜き抜き。127ラインのがんぷうガルーラも抜くことが出来る。準速マンムーより遅いが、珠持ちでないマンムーならじしんの下からみがわりを貼れ、珠持ちはカプ・コケコ意識でDに回していると感じたためあまり気にならなかった。
以上が僕の考えた新しいオニゴーリです。正直むじゃきオニゴーリより火力を削りすぎかなあとも感じますが、ボルトロスがいない環境での起点作りの難しさを考えるとこれで仕方ないと感じるとともに、対オニゴーリポケモンが少ないとも感じましたので、十分戦っていけるでしょう。それでは、諸君が笑顔で語る良い知らせ待ってます。
【追記】
これでいいです。意地ガブのじしん確定、ひかえめテテフのサイキネ最高乱切りでみがわり貼れます。Sも最速70属抜けます。
【雑記】威張る
シングルバトルでのタスキCSボルトロスの『威張る』についてです。
この場合、『威張る』は2つの側面を持ちます。
1つ目はウェポンとしての側面です。ダブルバトルでは『でんじは』でマヒ痺れを引くことを“ボルト式ねこだまし”と呼びますが、威張るの場合、実際にダメージが入ります。そうしてボルトロスへの被弾を回避し、「ボルトロス」からの攻撃の圏内に入れるために非常に有用です。仮に自傷を引かない場合でも、〈きあいのタスキ〉を盾にもう一度自傷チャンスがあります。例えば、〈こだわりスカーフ〉持ち「ガブリアス」対面では、謎の『ダブルチョップ』を押される場合を除いて確率こちら有利です。
2つ目は起点作りとしての側面です。こんらんという状態異常は交代をすることで治ってしまいますが、逆に言えば交代を誘発できる状態異常です。シングルバトルでは、いつ解けるかわからない50%行動のポケモンで盤面を解決するか、交代するかです。そのため、「ボルトロス」が倒された場合に、裏から積みポケモンを出すことで確率での行動保証が取れます。僕は、交代もしくは自傷をした場合、行動そのものが純粋なターンアドバンテージになり、自傷しなかった場合にも次の行動が保証されやすい『みがわり』を積み技と採用しています。高速アタッカーである「メガゲンガー」や、特性が『みがわり』とシナジーがある「オニゴーリ」などが推奨されます。「ボルトロス」は特性により威張るを先制技として撃てます。タスキで耐えた死に際に撃つこともとても強い使い方です。
このように自身のポテンシャルの高さを最大限に活かし、複数の側面を同時に持つことができるタスキCSボルトロスはシングルバトルでとても有用だと考えられます。