【単体考察】かえんだまガルーラ
ちょっとしか使ってないけど余りにも強すぎたので書き記すとともに調整案を募集します。
ガルーラ@かえんだま〔きもったま〕
性格:いじっぱり
能力値:191-161-101-×102-130
努力値:84-252-4-×-12-156
ねこだまし からげんき なげつける どろぼう
・採用理由
火力の低下、バンク解禁前は『グロウパンチ』や、『ひみつのちから』、その他役割破壊技が使えないことにより弱体化された「メガガルーラ」。僕は「メガゲンガー」と共存したパーティを使っていたのだが、やはり「メガガルーラ」としての選出が少なくなり、6世代のように2メガ選出も出来なくなってしまった。そこで非メガ「ガルーラ」を考察するに当たった。メガシンカせずとも高い火力を発揮できる『からげんき』を採用し、その他の技で崩しを担うことが狙いである。特性の〔きもったま〕が残るのも良ポイント。「ゲンガー」への遂行も楽になる。今回は定数ダメージが16分の1に減少したやけどを発動させる〈かえんだま〉を持たせて運用してみた。
・技構成
ねこだまし:かえんだまを無償で発動させるために必要。やけど前なら火力もそこそこで、「ミミッキュ」の〔ばけのかわ〕も剥がすことが出来る。
からげんき:状態異常下で威力140。これはA特化すると、A182「ガブリアス」の『げきりん』の指数を超える。
なげつける:相手の物理アタッカーや、耐久型に向かって使用する。後述の「どろぼう」のためにも必要。
どろぼう:『なげつける』を使用した後、相手の「ガブリアス」の〈こだわりスカーフ〉や、耐久型のポケモンの〈しんかのきせき〉、〈たべのこし〉や〈ゴツゴツメット〉などを奪う。余裕があれば、是非『ほしがる』を覚えさせてほしい。
・持ち物について
同様の動きをするならば、〈どくどくだま〉でも可能ではあるが、私個人としては〈かえんだま〉を推奨したい。これは『なげつける』を想定した話だが、「テッカグヤ」に効く、物理アタッカーの火力低下を重視するためである。先にも挙げたが、定数ダメージが16分の1に低下したことも、居座る動きが主になってくるこの型では良い点である。また、基本的に撃つ技が『からげんき』だけなため、その他の技の火力を気にしていないというのもある。「ギルガルド」などのために『じしん』を搭載するならば、〈どくどくだま〉を選択すべき。
・努力値配分
これはプロトタイプと思っているため、是非この記事を読んでいる方々に改良案を考えて欲しい。以下決定順に紹介。
物理攻撃:特化した。これは、まずH振り「メガゲンガー」への、通常『ねこだまし』+やけど『からげんき』で突破できる確率を少しでもあげるためである。その他必要と思ったラインは、HB『ポリゴン2』に対し、〈しんかのきせき〉を奪った後に押し切ることが出来る火力である。
HP:16n-1。やけどの定数ダメージを減らすための調整。必要かと言われれば怪しい。
BD:ダウンロード対策にB<D。これは役割対象に「ポリゴン2」が入っているため必要かと思われる。
すばやさ:実数値130。少なくとも最速「テッカグヤ」は抜いておきたい(実数値124)。
6世代のころから非メガガルーラの考察は一部で盛んであったが、他のメガシンカポケモンが"メガシンカ後のすばやさがメガシンカしたターンにも反映される"という強化を受ける反面、モロに弱体化された「メガガルーラ」を非メガでも活躍させることが出来るよう、もう一度考察の機会が与えられてもいいのではないだろうか。
筆者 ゆきEX(Twitter ID:☆ban_gabu)